トップページ » 保険会社の不払い!

保険会社の不払い!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070413-00000114-mai-bus_all生命保険38社は13日、金融庁に01〜05年度の5年間を対象とした保険金の不払い調査の結果を報告した。不払いなしと報告したカーディフ生命保険を除く37社の不払い件数は計約25万件、総額は約290億円にのぼった。最終的な不払い件数と額は膨らむ可能性が高く、金融庁の厳しい行政処分は避けられない見通しだ。


保険の仕事に携わる代理店の私としては憂鬱な話だ。
不払い問題が浮上する度に、客からネガな発言に耐えるのは現場の代理店で会社のお偉方ではないよね。顧客だけでなく、代理店も被害者だと思う。

代理店(募集人)の仕事は「入り口」で支払を「出口」。
保険の契約と支払をそう表現されている。
間違った説明や契約をしないように、
コンプライアンス研修が毎月のように、開催されている。
私はそれを粛々と参加しているが、保険の不払い問題はいつだって「出口」の責任だ。
研修が必要なのは、「代理店ではなく会社だろうよ。」と、愚痴も言いたくなる。

怒りは収まらないけど、
冷静に考えるとその原因は保険の複雑化。
その背景には、保険の自由化による競争激化で「特約」の量産。
それが、現場の理解が追いつかず、不払いにつながった。
概ね、損保も生保も理屈は同じ。

だったら、不払いの根本的解決は、
代理店の「易しい説明」に解決を求めるのではなく、「易しい保険」を売るべきなのだ。
保険は、どんなに易しい説明をしても、「契約」であるから難しいもの。

これに対して、保険会社の対応は、「重要事項の説明書」を契約時に渡す事の徹底。
その後、それでは飽き足らず、「喚起説明書」の説明。
ここまでくると、笑い話なるけど、
今度はそれらの説明書類を説明したと確認した「意向確認書」なるものを保険会社は発明した。
ようするに不安なのでしょう・・。

あれも言った。これも言った。絶対言った。これも確認したよね。
だから、僕には責任ないよね。あんたの責任だよね・・そういう意味なのです。
姑息なんです。
「出口」の責任を、できるだけ「入り口」に持っていこうとしてるだけなんです。
代理店も巻き込まれ、脅かされている。しかし、顧客への不払い問題は依然解決していません。

このままいくと、医師と弁護士が立会いするような契約形態になるかも・・。

ところで、
もっともっと、大きな不払いに注意しなければならない保険があると思いませんか?
それは、公的年金・・・。
お上は契約者保護に、正義の鉄拳を保険会社に浴びせているつもり。
だけど、自分が主催している公的年金は大丈夫ですね・・・?

保険はてなドットコム/自動車保険と医療保険の見積


akemi27akemi27  at 11:46
トラックバックURL
コメント
1. Posted by 店主    2007年04月16日 09:19
TBありがとうございました。
こちらからもTBさせていただきました。
よろしくお願いします。

とこで、仰っていること、同感です。
保険会社は、顧客ニーズに応える、
と言いながら、どんどん特約や割引制度を増やしました。
結局、それで自分の首を絞めていると思います。
契約内容の確認書を顧客から取り付けるなんて・・・
2重に契約書をいただくようなものです。

このままでは、現場の仕事がますます複雑化し、
2次的、3次的なミスを誘発し、新たな問題が
発生するのは間違いないと、私は見ていますが。
コメントを書く




情報を記憶: 評価:  顔   星